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zoom RSS 奈良紀行 12. 東大寺

<<   作成日時 : 2017/07/28 17:33   >>

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・東大寺(4月29日)
 この日、午前中に京都の南山城(みなみやましろ)へ行って岩船寺と浄瑠璃寺を拝観してから奈良に戻り、昼食は奈良ホテルでちょっと豪華なランチを食べた。そして午後は、奈良国立博物館で開催されている「快慶展」のチケットを一枚ずつ貰って、あとは各自、興福寺や春日大社など好きなところへというフリータイムである。私は、午後7時まで開館している快慶展は後回しにして、その前に東大寺に行って国宝仏像の数々をじっくり拝観することにした。
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 この日は祝日でもあり、東大寺の参道は凄い人出である。外国人も多く、中国語の大きな声が飛び交っていた。私は、大仏殿は何度も来ているので、今回はパスすることにして、中門の前から西に折れて戒壇堂に向かった。
 実は戒壇堂には今まで入ったことがなく、今回が初めてである。従って、戒壇堂の四天王立像を観るのも初めてだ。戒壇堂は、大仏殿周辺とは打って変わって、静寂そのものであった。
 拝観料を払って堂内に入ると、中にいた拝観者は只の一人だけで私が入ると間もなく出て行った。それから後、他の人が来るまで約20分くらい、堂内は私一人だった。
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 戒壇堂の内部は、高い壇の上に、中央の多宝塔を囲んで四隅に四天王像が南面して安置されている。そして、その壇から少し低い壇が周囲を回り設置されて、そこから拝観できるようになっている。
 この四天王立像は、法華堂の執金剛神立像、日光・月光菩薩立像とともに、日本の塑像を代表するといわれる名品である。この四天王像は、何といっても、顔の表情が素晴らしい。前方の二像、持国天と増長天は怒りを露わにし、後方の広目天・多聞天は憂いの表情で前方を凝視している。眉毛を寄せ、眼を細めて睨む広目天と多聞天の気迫には、我々の心をも見透かされるような気さえする。
 戒壇堂でゆっくりとした時間を楽しんだ後、私は大仏殿の後ろに回り、講堂跡を通って法華堂に向かった。講堂跡の広場では、鹿が数匹休んでおり、側を通る私を横目で眺めていた。
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 法華堂に行く前に、その北側にある二月堂に参拝した。(このページトップの写真が二月堂)。お水取りで有名なこの二月堂に登るのは初めてである。屋根付きの「登廊」という名の北側の階段は思いのほか長い階段だった。登り切って正面の舞台に立つと、そこからの眺望が素晴らしかった。
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 二月堂の隣にある法華堂(三月堂)がある。法華堂は、南側の礼堂と奥の正堂を前後に並べて合体し、一つ屋根の下におさめた形の珍しい建築物である。礼堂を通って一段下がった正堂に入ると、本尊の不空羂索観音像を中央に10体の仏像が立ち並んでいる。すべて国宝である。(そのうちの執金剛神像は秘仏で12月16日にのみ開扉)。以前は、不空羂索観音の両脇に日光・月光菩薩像が安置されていたのだが、平成23年開館の東大寺ミュージアムに移されて今はここに居ない。その点がちょっと寂しい。。
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 私は、不空羂索観音像の正面でしばらくの間、何も考えずに眺めていた。20年ほど前に来た時もそうだったが、この不空羂索観音像を前に立つと、人を仏の世界に入り込むような思いにさせるのか、不思議に立ち去りがたい気持ちになるのだった。
 東大寺を去る前に、東大寺ミュージアムにも立ち寄って、日光・月光菩薩立像を拝観してきた。両像は、以前は三昧堂(通称四月堂)に安置されていたという千手観音菩薩立像の両脇に立っていた。この仏像は、やはり不空羂索観音像の脇に立ってこそ似合う仏像であろう。

 東大寺で3時間ほど過ごした後、奈良国立博物館に行き、「快慶展」を観た。
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 快慶展は、東大寺の僧形八幡神坐像、醍醐寺の弥勒菩薩坐像をはじめ、ボストン美術館所蔵の弥勒菩薩立像やメトロポリタン美術館所蔵の地蔵菩薩立像などそうそうたる名宝が展示されて見応えのある展示会であった。ここで1時間余り鑑賞して外に出ると午後6時過ぎになっており、旧館の建物が夕日を浴びて、赤く輝いていた。
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