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zoom RSS 京都紀行 10. 浄瑠璃寺

<<   作成日時 : 2017/07/16 19:57   >>

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・浄瑠璃寺(4月29日)
 バスを降りて参道を行くと、浄瑠璃寺の小さな門が見えてくる。門をくぐると、緑に囲まれたこじんまりとした境内である。
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 浄瑠璃寺の境内は、東に薬師如来を祀る三重塔が西面して建ち、宝池を挟んで、西に九体の阿弥陀如来像を安置する横長の阿弥陀堂が東面して建っている。太陽は三重塔のある東から昇り、宝池を渡って阿弥陀堂のある西に沈む。つまり、東の薬師、西の阿弥陀。薬師如来は、病気など現世の苦悩を救い、西方浄土へ送り出してくれる仏。それを迎えるのが阿弥陀で、人々を理想郷である極楽に往生させてくれる仏。平安時代に流行した阿弥陀浄土信仰の形式を残している貴重な寺である。
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 私たちは、先ず本堂である阿弥陀堂へ入り、住職のお話を聞き、九体阿弥陀如来像を拝観した。中尊が来迎印を結ぶ周丈六(丈六の4分の3)の坐像、左右に四体ずつ半丈六(丈六の2分の1)の坐像が横一列に定印を結んで並んでいる。
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       (この画像は浄瑠璃寺のパンフレットから)
 平安時代に、末法思想の広がりとともに九体阿弥陀の造立が盛んとなり、藤原道長の無量寿院、白河天皇の法勝寺などにあったが、それらは焼失して今はなく、この浄瑠璃寺の九体そろった阿弥陀像が、現存する唯一の例だという。(なお、ここ以外の九体阿弥陀は、平安期の石仏が九州に、また、江戸期の木造仏が東京世田谷の九品仏・浄真寺にある。)
 本堂には、この九体阿弥陀像(国宝)のほかに、四天王像のうち持国天像と増長天像(国宝)、吉祥天立像(重文)など多くの仏像が安置されている(四天王像のうち広目天は東京国立博物館、多聞天は京都国立博物館に寄託されている)。吉祥天像は秘仏であるが、この日は春の特別公開期間中で、厨子は開扉されており、その美しい姿を真近で拝観することができた。
 仏像拝観のあと、私は池を回って境内を散策した。静かな宝池を間にして阿弥陀堂と三重塔が向い合い、周囲には清浄でゆったりした雰囲気だ漂っている。三重塔(国宝)には東方本尊の薬師如来像が安置されているが、秘仏であり拝観はできない。浄瑠璃寺は創建時の本尊が薬師仏であったことから、その浄土である浄瑠璃世界が寺名の由来になったという。 

 その後、私たちは奈良国立博物館で「快慶展」を観るため、また奈良に戻った。 


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