フォトひとり言

アクセスカウンタ

zoom RSS 京都紀行 7. 十輪寺

<<   作成日時 : 2016/05/30 09:33   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

・十輪寺 (4月6日)
 十輪寺は、京都西山大原野にある山寺である。平安時代初期に創建され、文徳天皇の后、染殿皇后(藤原明子)が安産祈願に訪れ、後の清和天皇が生まれたことから、子授け・安産のご利益がある寺といわれてきた。応仁の乱で一時は荒廃したが、江戸時代に藤原氏の公家・花山院家により再興された。
 平安時代の歌人で「伊勢物語」の主人公在原業平が晩年をこの寺に隠棲したと伝わり、十輪寺は通称「なりひら寺」と呼ばれている。寺の裏山を登って行くと業平の墓がある。
画像
 十輪寺の住所は「西京区大原野小塩町」であるが、業平の次の和歌にはこの地名が詠まれており、非常に興味深い。
  大原や 小塩の山も けふこそは 神代のことも 思ひ出づらめ
また、桜を詠った和歌としては次の歌が有名である。
  世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
画像
 寺の中庭に、「なりひら桜」と呼ばれる推定樹齢200年の桜の老木がある。私たちが本堂で住職の法話を拝聴したとき、住職夫人から次のような話があった。
 『なりひら桜は山桜であり、ソメイヨシノより10日程早く咲き早く散る。今ソメイヨシノは満開だが、この桜は数日前から散り始め、一昨日の雨で大分散ってしまった。でも、幸い風は吹かなかったので花びらが下の庭に散り敷かれている。みなさんに見ていただく為に掃き捨てずに、そのまま残してあるので、庭園の散り桜も良くご覧くださいますように』 と。
 業平の『世の中にたえて桜の・・・のどけからまし』の歌ではないが、桜の為に住職夫人も大変な気遣いをしているのだな、と感じ入った次第である。
画像
 中庭の庭園は、「三方普感の庭」と云い、高廊下・茶室・業平御殿の三か所から場所を変え、見る人に様々な想いを感じさせる“癒しの庭”だという。
 庭には桜の花弁が一面に白く散り、住職夫人の心遣いで一層美しく、“癒し”が感じられた。
画像



           ************************************
            筆者のホームページ
          ENAKA PHOTO GALLERY  http://www.enaka.jp/
           ************************************
         Copyright © Keiichi Enaka. All Rights Reserved.

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
京都紀行 7. 十輪寺 フォトひとり言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる