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zoom RSS 京都紀行 1. 祇王寺

<<   作成日時 : 2015/07/28 11:46   >>

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 ・祇王寺 (6月22日)
 6月下旬に京都に行ってきた。この時期、初夏の京都は初めてである。最近、緑の京都がきれいだということで、「青もみじの京都へ行こう」と、JRでも盛んに宣伝している。普通、京都といえば、シーズン的にはやはり秋の紅葉ということになり、また春の桜の季節も同様に京都の町は観光客で溢れるのだが、6月の緑の季節は観光客が非常に少ない。今回は、2泊3日の日程で10か所ほど京都の寺々に行ったのだが、どこも人が少なく、ゆっくりと見て回り、寺の緑と夏花などを撮影することが出来た。
 最初に訪れたのが祇王寺である。祇王寺は「平家物語」にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている。
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 祇王寺は奥嵯峨の山裾にあり、竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵である。あまり広くない庭は一面苔に覆われ、前夜の雨でしっとりと濡れて、竹林からの緑の風が静かに流れてゆく・・・。清涼感にあふれた光景であった。
 祇王寺の周辺は、現代を超越した世界であり、平家物語の時代にタイムスリップしたような雰囲気に包まれていた。木戸の向こうから尼僧が、あるいは白拍子が、歩いて来そうな錯覚に襲われる、そんな景観である。
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 「平家物語 巻第一 祇王」のあらすじは、次のようなものである。

 平氏全盛の頃、都に聞こえた白拍子の上手に祇王・祇女という姉妹があった。姉の祇王が清盛の寵愛を得て、妹祇女も有名になり、安穏に暮らしていた。ところが、仏御前と呼ばれる白拍子が清盛の屋敷に現れて、舞をお目にかけたいと申し出た。清盛は門前払いをしようとしたが、祇王が優しく取りなしたので、今様を歌わせることにした。
 仏御前は、声も節もすこぶる上手だったため、清盛はたちまち心動かして仏御前に心を移した。昨日までの寵愛は何処へやら、祇王は館を追い出されることとなった。せめてもの忘れ形見にと、
    萌え出づるも 枯るるも同じ野辺の草
         いづれか秋に あはではつべき
と障子に書き残して去ってゆく。祇王、祇女、母刀自の三人、髪を剃って尼となり、嵯峨の山里、今の祇王寺の地に世を捨て、仏門に入る。
 母子三人念仏しているところへ竹の編戸をほとほとたたく者がある。出てみると、思いもかけぬ仏御前であった。「祇王の不幸を思うにつれ、無常を感じ、今朝、館をまぎれ出でて、かくなりてこそ参りたれ」と被っていた衣を打ちのけるのを見れば、剃髪した尼の姿であった。わずかに十七にこそなる人の、浄土を願わんと深く思い入り給うこそと、四人一緒に籠って、朝夕の仏前に香華を供えて、みな往生の本懐を遂げた。

 祇王寺の境内に、祇王・祇女・母刀自の墓と 清盛公の供養塔がある。
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