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zoom RSS 奥の細道紀行 14. 石巻〜登米

<<   作成日時 : 2014/05/12 23:02   >>

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・ 石巻  (2014. 4. 17〜18.)
 松島を発って石巻の日和山に向かう途中、石巻湾に面した東松島市、石巻市の津波被災地を通り、大震災の凄さ、恐ろしさを目の当たりにした。震災前は立派な市街地だった地区が、今は瓦礫などは整理されて一面の更地に化し、一階が破壊されたままの一軒家や柱だけになった寺がポツン立っていたりする。そのような中に、犠牲者を追悼・鎮魂するためお地蔵さんが立てられていた。バスを降り、線香を(防災のため火をつけないで)あげてお祈りしてきたが、しばらく涙がこぼれて止まらなかった。
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 日和山に登ると眺望がよく、北上川の河口や石巻港を眼下に見渡せた。また、津波に流された被災地を、ここからも見下ろすことになってしまった。芭蕉がここから見渡し『人家地をあらそいて、竈の煙立ち続けたり』と記している所である。感無量である。
 日和山公園には芭蕉・曽良像が建っており、台座に「おくのほそ道」の『平泉と志し・・・・・竈の煙立ち続けたり』の一節と、芭蕉の足跡地図が刻してある(このページトップの写真)。公園に隣接する鹿島御児神社の境内の一隅に、転がり落ちるのを桜の木に支えてもらうように芭蕉句碑が立っている。
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               「雲折々 人を休める月見かな」
 翌日は先ず最初に住吉公園に行った。公園前の北上川中ある小島は、石巻の地名発祥の由来といわれる「巻石」や義経伝説で知られる「袖の渡り」があるのだが、津波の被害を受けたままの状態である。以前に写真で見た美しい光景は見る影もない。川岸の防波堤はしっかりしたコンクリートで固められているが、「袖の渡り」の再建までは未だ手が回らないようである。
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・ 登米(とよま)  (2014. 4. 18.)
 芭蕉は石巻を出てから登米に一泊して平泉に入った。「おくのほそ道」には『心細き長沼に添うて、戸伊摩といふ所に一宿して、平泉に至る』とある。芭蕉が一宿した所は現在北上川の堤防になっている所で、その堤防の上に「芭蕉翁一宿之地」という石碑が立っている。また、芭蕉はこの地で句を詠んでいないが、町はずれの登米神社には芭蕉句碑がある。
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             「降らづとも 竹植る日は 美能登笠」
 ここ登米市(とめし)登米町(とよままち)は明治時代の建物が多く保存されており、「みやぎの明治村」とも呼ばれている美しい街である。中でも明治21年に建てられた旧登米高等尋常小学校校舎は国の重要文化財に指定されており、当時のわが国の洋風学校建築を代表する建物だという。
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 私たちは教室で入り、オルガンの伴奏で “兎追いし かの山・・・・” と唱歌「故郷」を斉唱し、童心に帰って懐かしい一時を過ごした。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
江中さん、先日、鳴子で同宿していただいたSです。
その節はお世話になりありがとうございました。
早速、ホームページを拝見させていただきました。
写真といい、文章といい、実にお上手なのにはビックリいたしました。私も江中さんのような才能があればと羨ましい思いをしております。小生などは、貰ったレジメとパンフレット、それに下手な写真をそれぞれの袋に入れているだけで、いづれは、纏めようと思いつつも何にもできておりません。小生は6月はパス、7月は9日を予定しております。その節はまたよろしくお願いいたします。
TS
2014/05/19 20:48
Sさん、コメントありがとうございます。平泉・立石寺はお陰様で楽しい旅行ができました。7月の出羽三山も楽しみです。また、よろしくお願いします。
e-naka
2014/05/29 10:28

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