シルクロード紀行 10. アクスからカシュガルへ

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 10月28日
 昨夜はアクスで宿泊し、今日はいよいよカシュガルへ向かう。アクスからカシュガルまでは450キロ。今日は移動が中心で、特に撮影のために立ち寄る所はない。ただ、途中でウイグル族の住宅を訪問する予定が組まれている。
 今日は天候も良く北側に山々が見えるが、それほど高い山ではない。これも天山系の山だろうが、残念ながらこの辺りからは雪を戴く天山山脈の雄姿は見えない。午後、カシュガルも近くなったかなと思われる頃に突如鮮やかな色に彩られた山が現れた。まるで七色の油絵具を染み込ませたような原色の奇妙な山である。道路脇の立て看板には「七彩経山」とある。中国語は読めないので詳しくは解らないが、地形が隆起して地質の断層が現れたものだそうだ。「西遊記」を連想してしまう奇観である。孫悟空や猪八戒、沙悟浄が今にも出てきそうな、そんな不思議な光景であった。
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 七彩経山近くの街道沿いで、一軒のウイグル族住居に案内された。なかなか立派な門構えの住宅である。主人は気さくな人で、家の中も見せてくれた。事前に連絡されていたのか、きちんと整頓されたきれいな部屋である。娘さんは私達にお茶をサービスしてくれた。この辺のウイグル族でも上流の家庭なのであろう。茶碗はなかなか立派な焼き物であった。
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 カシュガル市街に入る頃から腹具合が悪くなって、バスがホテルに着くなりチェックインもそこそこに私はトイレに駆け込んだ。ここ数日の昼食はきまってシシカバブーや拌麺(ラグメン)が出て、最初は控えていたが慣れるにつれて少し食べ過ぎたようだ。整腸剤を飲んではいたが、やはり胃腸をやられた。
 ラグメンは、麺に炒めた羊の肉や野菜を混ぜた食べ物で、とても美味しいウイグルの代表的料理である、。しかし、この油が合わないようで、私は中国に来る度に必ず一度は腹を壊す。やはり安心して食べられておいしい食べ物は、ナンが一番である。
 




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